5周年に寄せてdoomdarkとデザイナーのクリス・キングによるちょっとしたエントリが投稿されていました。と言っても2/14日の話なのでひと月周回遅れなんですが。ゲーム内容に関わる部分だけかいつまんで読んでみます。新DLCのMonks and Mysticsがちょうど発売されたタイミングですがその記事もいつか書きたい(願望)。
Five Years of Crusader Kings II
Five Years of Crusader Kings II
- 当初想定したのは、いくつかの主要素にもとづいて登場キャラクターが相互に作用しあって物語が生じることだった。しかし、シンプルな多数のシステムが複雑に絡み合うことでゲームプレイが生じることの重要性には気づいていなかった。
- 物語の原動力として考えていたもの ー キャラクターの個性、キャラクター同士のオピニオン、土地への渇望(争い合う限られた資源としての土地)、それぞれの個性に基づいて異なる行動がとれるゲームシステム。
- 当初から初代CKのように人物(ruler)に焦点を合わせようと決めていた。EUのような国家中心ではなく。安定度や悪名のようなシステムは採用しないか、シンプルにオピニオンにまとめられた。
- CK2はひときわ洗練されバグが数ない状態でリリースされた(当社はバグまみれの状態でリリースするという不名誉な評判を負っていたから)。ゲームは次第に大きく売れ出した。しかし当初の売り上げは平凡だった。
お気に入りの追加要素 by doomdark
- ヴァイキング ー 他に追加された異教徒も楽しいが、ノース文化は最高のシステムを与えられた。
- ゾロアスター教 ー ゾロアスター教は付け足しとして追加されたのだが、ゾロアスター教復興のシナリオは個人的なお気に入りの一つ。
- アドベンチャラー ー 偉業を達成したアドベンチャラーは広い世界にちょっとした素敵な物語を加えてくれる。
- ライフスタイル・フォーカス ー これの主目的は幼少時代に基づいてキャラクターに個性とスキルを与えること、もうひとつはロールプレイングの側面を強化することで、どちらも成功した。
- ゲームルールのカスタマイズ
- 病気のポートレイトへの反映 ー 隔離や宮廷医師のイベント連発はやりすぎなところがあるが全体としては良い味付けになったと思う。
懸案
- セーブデータコンバータ
- クロニクル ー 紙で見るには素敵だが、誰も使っていないのでは?
- 遊牧民(ノマド) ー ホールディングスや封建ヒエラルキーは、改変するより無視した方が良いほどゲームシステムに深く組み込まれている(通商共和国のときに深刻ではないが同じ問題に出くわしたのでこれには気づいていた)
- 防衛協定 ー たぶん最も憎まれている要素。ゲーム後半を難しくするという意図通りに動いているが、史実的ではないし入り乱れている。
ほかに取り組んでいる問題 以下はクリス・キングによるもの
-DeJureシステムとDeFactoシステム
-DeJureシステムとDeFactoシステム
- 僕らがノルマンディ問題と呼んでいること。二人の主君を持つこと、あるいは独立し且つ誰かの家臣であること。CK2ではもてる主君は一人だけだし、独立しているかそうでないかの二つにひとつだ。この二つに一つの解法は多く利点があるが、封建制の全体像をうまく掴めない部分もある。我々は、独立しつつ、また他の誰かの法的な領土を所有することを実現するという高い目標を持っている。たとえばフランダース公としてフランスの家臣であり、かつ他の領地は神聖ローマ帝国の家臣であるというような具合だ。残念だがLevyシステムはその完全な実現を妨げている。変更しようとすれば根本的にシステムを破壊することになろう。
-任命権と教皇の擁立
- 当時の大きな戦争の一つは、教会領から人員と資金を得た者によって起こされた。プレイヤーと教会・教皇との関係が重要であり、面白い選択肢で満たされているようなシステムを作りたい。これはまだ望んだ通りに実現できていないものだ。クリーンなゲームシステムの中に微妙なニュアンスを残したまま埋め込むのが難しいテーマの一つだ。
コメントではアドベンチャラーが鬱陶しいなどのツッコミが出ています。わたしもそれには同意。いきなりどこかから現れて王国領をまるまる征服してしまうのは不自然すぎます。それから分家問題(遠く離れた土地に移ってもはや縁の切れた親族が王位を継承してしまうことがあるのを解消してほしい)や、子供の教育役が自動で割り振られるのにライフスタイルフォーカス(つまり子供が何に興味を持つか)をプレイヤーが指定する面倒さなど修正してほしい問題がわりと山積みな印象です。
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