CK3:政体とか継承法とかの#17

今回はまた少し飛んで#17の政体についての回から。青文字は私の註や感想。

政体

CK3の政体には封建制、部族制、クラン制がある。通商共和制はプレイアブルではなくなった。ノマド制は廃止され主に部族制になった(コメントより)

封建制はヨーロッパの封建主義をベースにしていて、義務の概念を非常に重んじている。主君は家臣を守らねばならず、家臣は主君に奉仕しなければならない。また封建国は領土主張権(Claim)と領土継承に重点が置かれている。
CK3で新たに追加されたのは封建契約システム。伯以上の全ての封建家臣は、全土共通の義務に縛られるのではなく、主君と個別に封建契約を結ぶ。
(この契約は低・中・強の三段階があるだけで、単純すぎるとコメントで喧嘩になっていた)

クラン制はCK2のイクタ制に似ていてイスラム圏で一般的。この制度では領土よりも家族に重きが置かれ、封臣の多くは一族のメンバーで構成される。封臣の義務(obligation、封臣が提供する税と兵)は契約レベルではなく、オピニオンに左右される。

部族制はおおむねCK2と同じなようだ。部族領土は開発(イノベーションのことか)の影響を受けないので、他勢力の軍勢は低サプライリミットに苦しむ。しかしこの利点は時代によって徐々に低下する。兵の雇用は金ではなく威信の支払いによって行われるので、未開発の小規模な領地でも大きな軍勢を準備できる。従属者の義務は主君が持つ名誉(Fame)に依存する。

法の数はCK2より減り、 その中にはindividual levelで扱われるようになったものもある。(封建契約のように個人単位になったものを指しているのか、それとも教義などの他のシステムに移されたものを言っているのかは不明)

封建制とクラン制では王権の法律があり、部族制では族長権(tribal authority)がある。ここでタイトルの剥奪や域内戦争の可否を決める。族長権は王権より非常に弱い。

継承法

アイルランドなどの地域で用いられてきた用語であるGavelkindは、より一般的な分割法(Partition)に名前を変えた。

分割法は三種類あり、ひとつは通常の分割法。
もうひとつは連合分割法(Confederate Partition)で、当主の死に際して第一位のタイトルと同ランクのタイトルが(可能であれば)作成されて、第二継承者以降に受け継がれる。部族制では多くがこの継承法にロックされている。
(CK2では領土の分割を避けるために、複数の王位や公位が可能でもあえて作らないでおいたり破棄することがあったが、その抜け道が不可能なバージョン)
3つ目は高位分割法(High Partition、適切な訳が思いつかない)で、第一位後継者が領地の半分を受け継ぎ、残りの後継者が残りの領地を分割する。

長子相続法 Primogeniture は Oldest Child Successionとなり、末子相続法 Ultimogenitureは Youngest Child Succession と改称した。年長者相続法 Seniority は House Seniorityとなり、一族全体から選ばれるのではなく一門の中から選ばれるようになった。(CK2との最も大きな変更点としているけど実質的にはさほど変わらないような気がする)

選挙法には亜種として封建選挙制、神聖ローマ帝国の Princely Elective があり、また文化によって微妙に異なるさらなるバリエーションがある。

レイド

このあとはバイキングのレイドの話。CK2ではレイドはあまり面白いとは思えなかったので流し読みしたけど、コメント欄では多くの質問が集まっている。

レイド部隊は城ではなく田舎を襲っているので、攻城戦に似てはいるが別のシステムで置き換えられた。

レイドしない派にとっても重要な情報は、レイド部隊を倒せば彼らが持っている金貨をすべて奪えるようになったこと。CK2では一旦上陸されると実質的に阻止できなかった。

すでに襲撃されて荒らされた地域はひと目でわかるようになった

コメントより


  • (分割法はCK2よりまともになっているか?後継者が1カウンティだけ受け取り、他の子息が残りすべてを相続したこともあった)ーボーダーゴア(領地の混在がグロい状態)は全体的に減っている。君がいうようなケースはレアだ。
  • (ボーダーゴアが少なくなったことがなぜ長所なのか?CKの時代は領土は入り乱れているべきでは?)ー入り乱れた領土にはまだなる。ナンセンスなゴチャゴチャが減った。
  • 相続によって契約の変更が起きるのは主君が変わったときか封臣のランクに変化があったとき。たとえば公が死んで伯位の息子が相続した場合、主君との契約条件は父親と同じ。すでに公や王になっている息子が同等の爵位を相続した時は、息子自身の契約条件が優先される。(つまり封建契約はタイトルごとではなく人物単位)
  • (封建契約が単純化されすぎてはいないか)ーCK2の義務システムは全土に適用されており、これはやや不正確だったし、キャラクター的な側面とエージェンシーを奪っていた。この問題を解消したかった。単純すぎるという懸念は理解できるし、将来のために把握しておく。(エージェンシーを奪ったというのは駆け引きの要素がなくなっていたくらいのニュアンスかな)
  • (ビザンツの継承法がないが)ーCK2のビザンツ継承法は最適とは言えなかったし、選挙法の亜種を応用したくもなかった。将来ビザンツに取り組む時が来たら必ず上手くやるとしか今は言えない。
雑感。ボーダーゴアの問題は難しい。封建契約を重んじた西ヨーロッパの一部の話だったのではという気もするし。de jureという領土を再編するシステム的な圧力はあるが上手くバランスが働いていなかったような。
それからあまりに遠く離れた地域は直接統治できないようにして、時が経つに従って独立志向が増すような仕掛けがあると良さげ。CK2の終盤のパッチで似たような仕組みが追加されたがちょっと場当たり的な仕様だった。
CK2のビザンツの継承法はそれほど複雑ではなかったので一時的にそのまま受け継いでも良かったのではとも思う。
封建契約は予想より単純すぎて肩透かしを食らった人が多いのかもしれない。CK2の全体一律の義務法に比べると細かくなっているのだし。個別契約になったことで手間が増えないかのほうが心配だ。

コメントも本文もだいぶ端折っているので原文を読んでもらえればと思います。続く。




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