[Vic3] ver1.5 betaの産業

以前から告知されていましたが1.5 betaでの産業周りの変更が大きかったので取り上げます。

9/6~8時点のバランスなので今後調整される可能性はあります。

商品価格がローカルの需給の影響を受けるように

今までは生産された商品は全国で統一された市場に送られ、市場全体の需給のみで価格が決まっていました。今後はローカル、つまりプロヴィンスごとの需給の影響も受けて売買価格が決まります。

商品の価格は3つに区別されました
  1. 現地価格-施設が売買するときに使う価格
  2. 市場価格-従来の価格のこと。市場全体の総需要/総供給から算出される。
  3. ローカル価格-ただしこの用語は使われず価格も表示されません。たぶん現地価格とどう違うのということになるからではと思う。プロヴィンス内の需要と供給によって決まるっぽい。
商品ごとに基本価格が設定されていて、市場価格は需要が供給の二倍以上あるとき+75%まで高くなり、供給が需要の二倍以上あるときには-75%まで安くなります。これは従来とおなじ。

青で囲った価格設定の項

どう受けるか。上の例だと市場価格x60%とローカル価格x40%が実際の売買価格。上限はいずれも基本価格の+75%。これは以前と変わらず。


市場が現地価格に与える要因を細かく見ると、
基本値は75%でこれはどの国も共通。
テクノロジーで最大+20%
伝統主義で-15%、未編入州では-10%
これに市場アクセスの値(100~0%)が掛けられます。市場アクセスは旧verからあるもの。

これが市場価格から受ける影響で、100%から引いた残りがローカル価格の影響。

最序盤には市場価格60~70%の地域が多いです。
100%なら旧バージョンと同じく全国市場での需給のみで価格が決まることになりますが、最大値はたぶん95%かな?つまり時代が進んでもわずかにローカルの影響は残る。

実際の比較

東北と関東に工具工場を一つ建てた。
東北には原材料である木材施設があり、工具の消費先はなし。
逆に関東には工具を消費する施設があるけど木材施設はなく、ほぼ州外から仕入れています。

原材料の軟材価格は東北が17.5、関東が29.5なので1.7倍違います。関東でも多少生産されているのは百姓農家が作っているから。
百姓が生産/消費する物品は需要/供給がゼロにならないので価格のローカル影響が少しマイルドになるかも。


工具の売値は関東のほうが1.5倍高い。東北ではまだ生産が半分しか行われていないけどこれだけの差がある。


どちらも生産は上限まで行われている時期。
利益は同じくらいですが、原材料費や売上にだいぶ差があることがわかります。

結論

影響めちゃくちゃある

材料の供給がないプロヴィンスに工場を建てると材料の調達価格が跳ね上がります。じゃあ材料のあるプロヴィンスに建てると、材料が工場に安く買い叩かれるのでは…と思ったけどそうはならず。
プロヴィンス内に需要がないばあい、生産された商品は非常に安い価格で全国市場に流れます(*)。その差額は輸送費のようなものと考えるとわかりやすいけど、ゲーム的にはただ消滅するだけ。
つまり材料を生産する施設と、それを消費する工場を同じプロヴィンスに建てるのは、材料の販売価格を上げることができ、材料の調達価格は下げられるのでwin-win。

(*)正確には、全国市場の価格は今までどおり全国の総生産量/総消費量を見ています。なので東北で生産される軟材すべてが東北で消費されるとしても、東北で生産量を増やすことは全国市場での軟材価格を下げる効果があります。

原材料から最終産物の消費までひとつのプロヴィンスで行うことは不可能なのでどこかで切り離さないといけない。このゲーム、材料の調達価格を商品価格へ転嫁することができないので、仕入れが高価で商品の売値が安いと経営が成り立たないことがありそう。つまり全国的に需要はあるのに生産できないこともあるかも。ざっくりプレイした感覚では、需要か供給のどちらかでも同じプロヴィンス内にあれば経営は成り立ちそう。

ゲームバランス的には、序盤プレイ/中小国プレイが大きな影響を受けるぽい。大国やゲーム後半は影響を受けにくい。もともと序盤はバランスがシビアなのにより一層シビアになる感じ。しかも価格への影響を直感的に把握しにくいので今まで以上に産業がとっつき難くなった。導入の趣旨はわかるけれどちょっと厳しすぎるんじゃないかと思います。今のところ。

まとめ

1.工場は商品需要か材料供給のどちらかがあるプロヴィンスに建てる
2.伝統経済は早く卒業し、証券取引所を早めに発明する。
全国市場の影響値を大きくすることは、商品が州境をまたぐときのロスを減らす


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