開発日誌 その64 より
The Royal Courtでフォーカスされる文化。既存のイノベーションに加えて
文化的ピラーと
トラディションの2つの要素が追加されるらしい。
ピラー
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| 文化UIの上半分がピラー |
ピラーには5つの少要素、エートス、ヘリテージ、言語、軍伝統、美感がある。
エートスは一番上にグラフィックで表されているものでその文化を象徴する特色のようなもの。エートスは好戦的、宮廷志向、禁欲的など7種用意されている。エートスの効果を見ると、MaAの維持コストを割引するなど、わりと地味なものが多そう。
ヘリテージは祖先から受け継いだ遺産、文化の由来・出自くらいの意味だと思う。これは既存の文化グループに相当し、バスクやカスティーリャ文化はイベリア・ヘリテージを持つ。これは文化受容度(=オピニオン補正)に影響を与える。
言語はアラビア語のように広い地域で話される言葉もあれば一部でしか話されない言語もある。バスク語のように周辺の言語とつながりがほとんどないものもある。開発日誌では「言語グループのようなもの」にも触れられているがその詳細は不明。CK3では文化とは主に言語のことを想定していると説明されていたけど、ついに独立した要素になった。とはいえこれも主にオピニオンに影響を与えるもののようだ。ただし
Characters can always speak the associated language of their culture. They are, however, also able to learn multiple languages over their lifetime. Knowing multiple languages has its benefits, as speaking the same language as another character of a different culture, and county, will reduce the opinion penalty that character, or county, has towards you.
”キャラクターは常に自文化に紐付けられた言語を話すが、複数の言語を身につけることも可能だ。多言語を操ることには利点があり、他文化の人物やカウンティの言葉を話せれば、彼らから受けるオピニオンペナルティを減らすことができる”
というわけで文化的にオープンな人物を生み出す事もできる模様。
軍伝統(Noble Martial Custom)はナイトや司令官に就任できる性を決定する。
We always felt that having the gender doctrine on faiths decide which characters can and cannot participate in battles felt off. The doctrine is about the right to rule and the holding of titles, more so than anything else. Just because you want the Equal doctrine to allow female rulers, doesn’t mean that women would automatically lead your armies or join you as knights.
”今まで誰が戦闘に参加できるかを、宗教に紐付けられたドクトリンとして決めていることに違和感を覚えていた。その(ジェンダー関連)ドクトリンは統治権やタイトルを保有する権利についてのものだった。女性君主を認めるために平等主義のドクトリンを選んだからといって、自動的に女性が軍を率いたりナイトになることを求めるわけではないはずだ”
美感(Aesthetics)は服装や紋章などの見た目にかかわる項目。名前や王朝名の接頭辞も設定する。
トラディション
トラディションは今回の文化関連アップデートの中心となるもの。今まで理由なくそうなっていたメカニクスをわかりやすくする。たとえばアングロ・サクソン人はサクソン式選挙法を利用できたが、その根拠はゲームシステムとしては明示されていなかった。
トラディションは宗教の信条 Tenetsに似ていて、文化リーダー(cultural head)は新しいトラディションの採用を決めることができる。トラディションの採用は威信値を支払うことで行えるが、具体的な額は採用しているエートスやその他の条件で変わる。
トラディションは他の要素に比べるとゲームプレイに与える影響が大きそう。たとえば騎士道 Chivalryを採用すると、君主がロマンススキームをはじめやすくなり、またロマンススキームに失敗するとストレスが上昇するようになる。
文化の受容度
現在は、異文化によるオピニオンペナルティは一定値。これからはそれぞれの文化に対する受容度が設定される。受容度が0%ならペナルティは最大値のままで、受容度が100%ならペナルティはゼロ。受容度は双方向的で、フランス人がノルマン文化を20%受け入れているなら、ノルマン人もフランス文化を20%受け入れていることになる。
受容度の変化は2つの段階を通して起きる。ひとつは受容度ベースライン(acceptance baseline)と呼ばれるもので、文化の間の共通点が多いほどベースラインは高くなる。最も影響を与えるのはヘリテージ(を共有しているとき)。受容度の現在値がベースラインを上回っていればベースラインに向かって下がってゆく。ただしベースラインを下回っているときには上昇しないようだ。
もうひとつはプレイの状況次第で、たとえばひとつの勢力のなかに異なる文化のカウンティや封臣が存在すると、それぞれの文化の受容度(の現在値)が増し、宣戦したりタイトルを取り上げたりすると悪化する。
感想
宗教リーダーは教祖のようなものなので信仰の細かい部分を設定できるのはそう不自然でもないかもしれないが、文化もおなじ路線でいいのだろうか…という気持ちはある。文化のハイブリッドや分岐がどうなるかはまだ明かされていないけれど、分割ボタンがあるところを見るとそれも文化リーダーが決めることになりそう。プレイヤーが直接設定できるようなオプション形式ではなく、もっと自由のきかない、ゲームの展開に沿って自然に変化する仕組みにしてほしかったかな。